しっかり活用したい福利厚生

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私たちは日々の労働の対価として毎月の給与の支払いを受けているが、それ以外にも実は企業側から対価としての恩恵を受けていることがある。
それが、福利厚生制度だ。
日本においては、多くの企業で何らかの形で従業員の労働意欲の向上やモチベーションの維持のために福利厚生制度が運用されている。
日頃当たり前のように感じている厚生年金制度や健康保険制度なども、正に福利厚生の一つだ。また、家賃補助制度や会社の寮制度なども従業員の経済的な負担を和らげるための制度として取り入れられており、全額または半額を会社側の負担とするといった形などで運用が行われている。
これらの制度を運用する上で大きな課題となるのが、正規社員と非正規社員の間での待遇の差だ。制度を運用するためには莫大なコストがかかるという理由から対象となる従業員を正社員に限るという所も少なくなく、正規社員と非正規社員との間での軋轢を生む形となっている。
そういった状況を打開するために、国としても差別的な取り扱いが行われないようにするためのガイドラインを作成し、啓蒙を行っている。
厚生年金制度や健康保険制度などは働き方として利用するのが難しいという場合には、保養所の利用やアミューズメント施設の割引利用などができる会社もある。
せっかく働くのであれば、福利厚生の有無をしっかりと調べて制度を利用し尽くし、オンとオフのメリハリを付けて働くようにするのが得策であろう。